高齢出産してみて思ったこと。

高齢出産してみて思ったこと。

結果として自然に妊娠し、出産に至りましたが、二回流産したことと年齢のこともあり、かかりつけ医から不妊治療を進められたのが2017年の秋。でも、予約して通い始めることができたのはそれから半年ほど経ってからでした。電話で半年待ちと聞いたとき、「トロントでも不妊で悩む人がなんて多くいるんだろう、同志たちよ!」と驚きくとともに、心強くも感じました。

初診のときは、夫のイブちゃんも一緒に受診。先生から治療内容や費用について、あと今後の方針の説明も受けました。今後の方針は、もう年齢的に時間が無いから、通常なら自然妊娠・体外受精・人工授精と段階を踏んでいくけれど、一気に人工授精に飛びましょうというもの。必要な検査結果が揃ったら、人工授精に入りたいので、それまでによく考えて返事が欲しいといったような内容でした。

カナダでは医療費は基本的に無料だけれど、この不妊治療については費用が発生するんです。採血検査の一部から始め、人工授精・体外受精の費用など、結構な額になるんですよね。。。日本でも高いと思いますが、1回で200万円くらいかかるそうなのです。お金のない我が家としては、実際には成功するか、その後もお腹で育つかわからない、ギャンブルみたいな状況に自分たちはいくらまでかけられるのだろうかと何度も話し合いました。その結果、我が家は自然に妊娠するのを試し、それでダメだったら人工授精はせずに諦めようと決めてもいました。

クリニック内の手違いで、検査結果を担当医がチェックしていなかったために、次のアポを取るまでに時間がかかり、その間に自然妊娠したので結果的には良かった訳ですが。

このときは「結局、子どもを作るのもお金次第なんだなぁ・・・」としみじみ思いました。お金持ちなら何回か体外受精なり人工授精なり、お金をかけることができるけれど、そんな余裕のない夫婦は諦める覚悟を決めなくちゃいけないんですよね。世の中って、厳しいなぁと感じた訳です。

高齢出産・・・。結婚したのがアラフォーだったので、妊娠するのも高齢になる訳ですが、本当に妊娠・出産していいのか(大丈夫なのか)悩んだ時に、Googleでたくさん調べたのを思い出します。あの時はどんなに調べても、高齢出産のメリット・デメリットどちらもある訳で、自分の中での考えはまとまらなかったのですが、今回出産して子育てを始めてみて、今までのところで感じたことをまとめていきたいと思います。

高齢妊婦のとき

『高齢出産』だから、妊婦のときは『高齢妊婦』でいいかなと思ったけれど、こう書くとなんだか60代とか70代の人が妊娠したように見えるから、ちょっと気分は複雑・・・。

えー、妊婦だった時のこと。
これは私の体質だったり、たまたまそういうものだった・・・ということなのかもしれませんが、まずはもっと若いときに妊娠していたら妊娠糖尿病にならなかったのかもしれない、というのはあります。あとは、流産を二回(稽留流産と化学流産)して、そのときに「たぶん遺伝子の異常があったからだろう」と病院から言われたのですが・・・高齢だとそれが起きやすいと言われても、全然慰めにならないんですよね。もっと早く妊娠できたらよかったのかな、と考えちゃうんです。他にも、体力が落ちて、運動をしたくてもダルくて辛くて、つい家に引きこもりがちだったのは、若くなかったからかもしれないと思っています。

でも、20代の頃より今の方が栄養や料理の知識も多く、料理の腕前も上がっているので、妊娠糖尿病のことがわかっても、ヘルシーな食生活を続けられたのだと思っています。あとは、周りの友人のほとんどがすでに子持ちなので、色々と話を聞くことができ、出産・子育ての心の準備が多少できたのがラッキーだったかな、と。他には、若いころには無かった・・・肝が据わったというところでしょうか(笑)

そういう意味では若いころでは無く、今妊娠して良かったですね。

高齢出産のとき

20代の私だったら、もっと行き当たりばったりで、出産の様子の予習をしていなかったと思います。歳をとり、慎重になってきた分、こういう情報収集がマメになり、実際にそれを体験するときに慌てないでいられるようになりました。

ただ・・・妊婦のときの『引きこもり』があだとなり、体力と筋力が落ちて、出産のときの踏ん張りが弱かったのではないかなと思っています。夫のイブちゃん曰く、最後の一押し(?)がなかなかいかなくて、そこに時間がかかったようなんです。たしかに、お医者さんが少し慌てて赤ちゃんを取り出そうとしていたようにも見えたので、そうだったのかなぁと振り返って考えています。

あとは、この歳になると、どんなに痛くても取り乱せないのが辛いですね(笑)自分より若そうな看護士さんの前で「イーターイー!!!」なんて騒げないというか・・・。麻酔を入れてもらう直前のときは、あまりの痛さに、無言で(歯を食いしばってたので)首を横に振って痛みを逃してました。・・・そうやっても、痛みが逃げることは無かったですが。

他には、産んだ後の回復が遅いような気もします。悪露がなかなか終わらなかったりとか。出産後4週間くらいまで、歩くのも牛歩でないと無理だったりとか。

こう考えてみると、出産前後はやっぱり若いころに体験しておいた方が良かったと思っているようですね。
歳をとってから産むのって、何も良いことは無いのかもしれない。。。

高齢ママの現在と未来

イブちゃんが夜型で、私も夜寝るのがもともと遅かったおかげで、夜中の授乳はあまり苦じゃないです。頻繁に起きて睡眠時間も短いので疲れが取れたような気がしませんが、トータルで6時間前後取れているので、なんとか日中も必要最低限の家事をこなせています。これは若さとか関係ないですね。

あ、赤ちゃんがどんなに泣いたりしても、笑って可愛いなぁと思える余裕ができました。もしまだ20代だったら?きっと思うようにいかないことにもっとストレスを感じていたと思います。

思うようにいかないと言えば、今まで自分のこと、結婚してからは家族のこともパパパッとやればよかったのが、赤ちゃんが生まれてからは自分の立てた計画通りに進められないことがストレスに感じました。特に産後最初の一か月は本当に辛かったです。

過ぎてから考えたら、あれは産後ウツの症状だったのかなと思ったりしますが、まるで自分が乳牛のように感じられて、娘は可愛いし愛おしいけれど、自分のやっていることが虚しくなっていました。家で母乳をあげて、オムツを替えて、搾乳して・・・。24時間『働いて』も、それに対するお金の報酬は無いし、さらに外で働くことを期待されるし。(トロントでは生活費が高いので、共働きが多いです。なので、夫のイブちゃんもいずれ働くものと期待しています。)子育ては慣れていないから、抱っこもオムツ交換もうまくいかず、それに落ち込む日々。ずっと見ている赤ちゃんがときどき怖く感じたりもするんです(白目をむいて寝たりするので)。

子どもがすごく欲しいと思っていたのに、どこかで「妊娠するのがゴール」「無事に出産するのがゴール」と考えていたのかなと気づきました。本当は、産んでから何十年と続く時間があるのに、その間を育て上げるのが責任重大だったりするのに。

そういう意味では、高齢出産をした人の多くが私と同じように感じたんじゃないのかなと想像してます。若かったら、ここまで思い詰めることもなかったのかな、と。

他に、高齢ママのデメリットとしては、やっぱり未来のことですかね。娘が20歳になるころには私は60歳を過ぎていて、その頃のことを想像すると不安になります。もし、娘も晩婚で彼女の出産のとき、私は80歳とかだったらどうしよう、なんてずーーっと先のことを考えたりしています。娘が行きたい学校へ行けるように、60歳以上まで働き続けないといけないのかなとか、先のことだけど想像して、不安になります。

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正直、まだ次の赤ちゃんのことを考える余裕は無いですが、年齢も年齢なので、娘に弟か妹を作ってあげたいと思うなら、次の出産の準備を早めにしていかなくちゃいけないなぁと思うと、今までのことを振り返り、次の高齢出産がアリかナシかを考え始めるのです。

結論はやっぱり出ないし、きっと結局は行き当たりばったりで、流れに身を任せるようになる気がしますが・・・。

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